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運営事業評価結果
 
第12回 平塚市環境事業センター運営事業評価委員会 委員
(敬称略、順不同)
委員長 小林 潤 工学院大学 工学部 機械工学科 教授
委員 鎌田はる江 鎌田公認会計士事務所 公認会計士・税理士
委員 高橋 史武 東京科学大学大学院 環境・社会理工学院
融合理工系 地域環境共創コース 教授

委員 森 朋子 東京都市大学 環境学部環境経営システム学科 準教授
顧問 大迫 政浩 独立行政法人国立環境研究所
 
 
令和6年11月29日
令和5年度運営事業評価結果
平塚市環境事業センター運営事業評価委員会
令和5年度(令和5年4月1日〜令和6年3月31日)における運営事業を評価した結果を、以下に示します。
1.指摘及び提言
  • 本年度においては、人為的要因と思われる計画外停止の回数が非常に多く発生しており、重大な事案の発生を回避するためにも、これらの対策は重要である。特に、対策の一つと考えられる新人教育・人材育成のマニュアル化や業務支援のためのIoT、AI関連技術の導入については、その促進を図りより安定的な運営の継続を目指す必要があると考える。
  • 第三者の評価委員会を設置しSPCを運営する手法は、廃棄物処理事業において唯一無二の試みである。故に、当該事業がもたらした様々な成果を外部に発信し、周知していただくことで同様の事案が増え相互に意見交換が可能な状況を醸成し、更なる発展に繋がるものと考えるが、学会発表など外部への情報発信の頻度が不十分であるように思われ、この点について積極的に取り組む必要があると考える。
  • 当該運営事業評価も12回目を迎え、委員会組織メンバーにも入れ替えがあったことから、これまでの事業評価のあり方を振り返りつつ、今後どのように展開していくのか考える時期にさしかかっていると考える。実質的な運営状況については、経営的には黒字計上を継続しており、廃棄物処理事業そのものにおいてもエネルギーの高効率利用と焼却残渣の最終埋立処分量ゼロを持続している点は極めて高く評価される。それらを勘案した上で、当該運営事業評価の位置づけについて改めて考察し、平塚市環境事業センターの今後の運営事業の更なる発展に貢献したい。
2.評点 (S :特優、 A :優、 B :良、 C :可、 D :不可)
評価項目 素点
 1. 設備運転状況 B B B B
 2.焼却残渣資源化状況 A A A A
 3.経営状況 A A A A
 4.コミュニケーション B B B B
 5. 施設の強靭化 A A A A
3.委員個別コメント
  • 人為的要因による計画外停止に歯止めがかかっていないように見受けられる。人材の入れ替わり頻度が高いことがその原因の一つであると思われるが、このような人為的ミスの減少に不可欠な教育訓練・技術継承のための仕組みの構築が早急に望まれる。具体的には、研修システム・教材の見直しや、 “ヒヤリ・ハット”事例集を作成するのも一案である。さらに、これらのミスがそもそも認知されていなかったものなのか他の要因によるミスなのか、その根本要因を把握して今後の改善に活用して頂きたい。
  • 事業開始から10年を超え、事業スタイルそのものに対する情報発信を国内で行うのが難しくなってきていると感じる。この種の情報が発信できる新たな学会や雑誌を探索されたい。また、レジリエンス認証の取得等、新たな取り組みがあった場合は学会発表や業界誌での発信が特に重要だが、平素の情報発信としては、市民や一般向けの発信を重視することを今後検討されてはどうか。
  • 過去にBCPとして災害時の不燃残渣や灰の搬出先の検討を頂いているが、レジリエンス認証の取得に向けた検討や策定から数年経過していることを勘案し、情報のアップデートを図って頂きたい。
以上
 
 
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