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運営事業評価結果
 
令和2年度平塚市環境事業センター運営事業評価委員会委員
(敬称略、順不同)
委員長 大迫 政浩 独立行政法人国立環境研究所 資源循環領域 領域長
委員 鎌田はる江 鎌田公認会計士事務所 公認会計士・税理士
委員 小林  潤 工学院大学 工学部 機械工学科 教授
委員 高橋 史武 東京工業大学大学院 環境・社会理工学院
融合理工系 地域環境共創コース 准教授

 
 
令和3年 9月 30日
令和2年度運営事業評価結果
平塚市環境事業センター運営事業評価委員会
令和2年度(令和2年4月1日〜令和3年3月31日)における運営事業を評価した結果を、以下に示します。
1.指摘及び提言
  • 設備運転状況について、排ガス管理は極めて良好に安定的に維持されており、エネルギー効率も高く安定した送電が達成されている。安定運転については、外部要因による事象もあるが、計画外停止が例年より多く、改善策について再考する余地もあると思われる。また、労災事例については、偶発的要因によるものの、再発防止策の検討は全体としてリスク管理の水準を高めることにつながる。
  • 焼却残渣資源化状況については、例年と同様、埋立量ゼロを達成し高く評価される。
  • 経営状況については、黒字決算を継続しており、売電収入の平塚市への還元や地元での物品調達などを含め、地元経済への貢献もみられ高く評価される。
  • コミュニケーションについては、平塚市との情報共有は円滑、良好であり、またコロナ禍のなかオンライン施設見学への協力など努力している点を評価する。
  • 施設の強靭化については、BCP対応の充実に加え、緊急時の不燃残渣の搬出ルートを複数確保するリスクへの備えは重要な取り組みとして、特に高く評価する。
2.評点 (S:特優、A:優、B:良、C:可、D:不可)
評価項目 素点
 1. 設備運転状況 B B B B
 2.焼却残渣資源化状況 A A A A
 3.経営状況 A A A A
 4.コミュニケーション B A A B
 5. 施設の強靭化 S S S S
3.委員個別コメント
  • 安全、安定した運転実績を重ねながら、並行して災害対策等が堅実に改善されている。経営的にも健全であり、非常に良好な運営がなされていると評価される。
  • 労災事故の原因は、マニュアルにない不測の事態も含めて多様であり、適切な対応のためには、日頃からの想像力を養う教育や、リスク管理の組織責任体制の再確認など、他の事業所での経験などを含めたナレッジマネジメントが必要である。
  • BCPとして、薬剤供給停止時の事業継続性のための災害時排ガス管理値の運用変更等の対策については、重要な観点であり、積極的な検討が望まれる。
  • 今後の余熱の有効利用は総合効率向上の観点で中長期的な検討課題である。また、カーボンニュートラルへの取組みとして、プラスチックごみに関する政策転換に伴うごみ量・質変化などへの適応も、中長期的課題として検討を行っていくことは有意義である。
以上
 
 
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